(議事録は後日更新いたします) 日本共産党の倉林明子議員は30日の参院厚生労働委員会で、終戦直後に朝鮮人徴用工ら数千人を乗せた船が京都府舞鶴沖で爆沈した「浮島丸事件」の遺骨を遺族に返還するための協議を速やかに行うよう求めました。 倉林氏は、朝鮮半島出身者の遺骨9259体が2010年までに韓国に返還されたことを確認。一方で、浮島丸事件の犠牲者の遺骨(韓国出身の275体)は「いまだに返還されず祐天寺(東京都目黒区)に安置されている」と指摘しました。 倉林氏は「浮島丸殉難者を追悼する会」など3団体が人道的な観点から遺骨の早期返還を求めており、韓国側の遺族も「親に顔向けできるよう、死ぬ前に遺骨を…続きを読む