倉林明子

倉林明子

メルマガ登録

中国残留邦人2世の支援を / 遺骨の返還協議早く 浮島丸事件(2023/3/30 厚生労働委員会)

2023.03.30

(議事録は後日更新いたします)  日本共産党の倉林明子議員は30日の参院厚生労働委員会で、終戦直後に朝鮮人徴用工ら数千人を乗せた船が京都府舞鶴沖で爆沈した「浮島丸事件」の遺骨を遺族に返還するための協議を速やかに行うよう求めました。  倉林氏は、朝鮮半島出身者の遺骨9259体が2010年までに韓国に返還されたことを確認。一方で、浮島丸事件の犠牲者の遺骨(韓国出身の275体)は「いまだに返還されず祐天寺(東京都目黒区)に安置されている」と指摘しました。  倉林氏は「浮島丸殉難者を追悼する会」など3団体が人道的な観点から遺骨の早期返還を求めており、韓国側の遺族も「親に顔向けできるよう、死ぬ前に遺骨を…続きを読む

マイナ保険証義務化は顔認証を強制するもの(2023/3/17 予算委嘱審査)

2023.03.17

(資料があります) (議事録は後日更新いたします)  日本共産党の倉林明子議員は17日の参院厚生労働委員会で、2024年秋の健康保険証廃止と、それに伴う短期証廃止の問題を追及しました。  倉林氏は、マイナ保険証義務化は顔認証を強制するものだと批判。欧州連合(EU)では原則禁止、米国では州レベルで顔認証データに規制をかける法整備が進んでいると紹介し、「プライバシーを不当に侵害されることがないよう規制する法律がない。顔認証の利用拡大はやめるべきだ」と主張しました。  さらに、現行の保険証によるオンライン資格確認が全体の98・3%を占めており、マイナ保険証でなくても保険証番号でのオンライン資格確認が…続きを読む

電気料金高騰で悲鳴 「不正全容解明が先」(2023/3/16 消費者問題特別委員会)

2023.03.16

(資料があります)  日本共産党の倉林明子議員は16日の参院消費者特別委員会で、電気料金高騰で市民生活の負担が増大しているとして「政府をあげて値上げをとめるべきだ」と主張し、あわせて大手電力会社による不正情報入手の全容解明を求めました。  倉林氏は、オール電化の新居では電気代が昨年の2倍の10万円を超えた事例を紹介し、「1カ月の食事代が吹っ飛び、生活を脅かす電気代になっている。なぜこんなに上がるのか、消費者は納得していない」と述べました。  また、原子力発電所のコスト分について、電力11社の安全対策費の合計が1月時点で6兆円を超え、福島原発事故後の維持費と合わせて約24兆円を超えるとの試算を紹…続きを読む

雇用安定に逆行する 会計年度任用制度を批判/労働条件後退 規制を 無期転換 労働者の権利(2023/3/9 厚生労働委員会)

2023.03.09

(議事録は後日更新いたします)  日本共産党の倉林明子議員は9日の参院厚生労働委員会で、会計年度任用職員制度そのものが雇用の安定に逆行すると批判しました。  同制度が始まって3年目の今年3月末を前に、多くの自治体で雇い止めに伴う公募が行われています。倉林氏は、総務省が把握していないことが問題だと指摘しました。  職業安定機関が迅速な対応を行うため、1事業所で1カ月30人以上の離職者が出る場合、ハローワークへの届け出が必要で、自治体にも「大量離職通知書」の提出が義務付けられています。倉林氏への答弁で、2月末までの同通知書提出が、全国で14件(約2000人)程度にとどまっていることが判明しました。…続きを読む

5類移行 日程ありき 「医療体制強化こそ」 /国保料下げ 財政措置を(2023/3/3 予算委員会)

2023.03.03

(資料があります) (議事録は後日更新いたします)  日本共産党の倉林明子議員は3日の参院予算委員会で、政府が新型コロナウイルス感染症を季節性インフルエンザなどと同等の扱いとなる5類に引き下げることを巡り、医療現場には責任を、国民には自己責任を押し付ける日程ありきの引き下げだと批判しました。  倉林氏は、5類移行の科学的根拠をただしましたが、岸田文雄首相は「オミクロン株の感染力は強いが、重症度は低下している」と述べるのみでした。  倉林氏は5類変更で、1病院あたり4500万円の減収になるとする全国医学部長病院長会議の試算を示し「公費による支援がなくなれば、受け入れを断るか、赤字で経営難に陥るか…続きを読む

福祉 全国一律基準を  参考人質疑(2023/2/6 行政監視委員会)

2023.02.06

 参院行政監視委員会は6日、国と地方の行政の役割分担に関する参考人質疑を行いました。参考人からは福祉充実には全国一律の基準が「一番大事」だとの意見が出されました。日本共産党の倉林明子議員が質問しました。  倉林氏は、参考人の木野隆之・岐阜県輪之内(わのうち)町長に対し、同町の実施する18歳までの医療費無償化や、こども園での給食費の実質無償化、国民健康保険料の据え置きなどの施策をめぐり、国に求めることがあるかと質問しました。  木野氏は「ナショナルミニマム(国家が保障する最低限度の生活)のレベルをどこに置くかに尽きる」として、「どこに住んでも同じ子育て、医療の給付を受けられることが一番大事だ」、…続きを読む

強制入院 歯止めなし 障害者総合支援法案ただす(2022/12/6 厚生労働委員会)

2022.12.06

(資料があります) (議事録は後日更新いたします)  日本共産党の倉林明子議員は6日の参院厚生労働委員会で、障害者総合支援法案の問題点や精神科医療の現状について政府の認識をただしました。  同法案は、強制入院である医療保護入院の期限を定めたものの更新の上限がなく、長期化の歯止めがありません。倉林氏は「指定医の判断により医療保護入院させることができる対象が広がることは明らかだ」と指摘しました。  倉林氏は、日弁連が提案した2035年の強制入院の廃止に向けたロードマップを紹介し、精神保健福祉法を廃止して医療法に包摂することや、独立した国内人権機関を創設することなどを要求。政府に対し「強制入院を廃止…続きを読む

優生思想残っている 障害者支援 参考人(2022/12/5 厚生労働委員会)

2022.12.05

(議事録は後日更新いたします)  参院厚生労働委員会は5日、障害者総合支援法案について参考人質疑を行いました。  特定非営利活動法人日本障害者協議会の藤井克徳代表は、国連障害者権利委員会が出した障害者権利条約に基づく日本への勧告で、障害者政策が「障害者への父権主義(パターナリズム)的アプローチ」だと指摘していると紹介。「日本は障害者を権利の主体ではなく、保護の対象とし、同情的・温情的な視点からアプローチする。優生思想、または健常者優先主義という視点がまだ残っている」と主張しました。  杏林大保健学部作業療法学科の長谷川利夫教授は、精神科病院での身体拘束が2013年から10年間で2倍になった実態…続きを読む

束ね法案に抗議、出し直しを 障害者総合支援法改定案(2022/12/5 本会議)

2022.12.05

(議事録は後日更新いたします)  精神保健福祉法や難病法など5法の改定案を束ねた障害者総合支援法改定案が5日、参院で審議入りしました。日本共産党の倉林明子議員は、改定案が「束ね法案」で障害者団体から抗議の声が上がっていると指摘し、同改定案の出し直しを求めました。  倉林氏は、障害者を強制入院させる医療保護入院について、「市町村同意の範囲を拡大し、入院期限についても無期限に繰り返すことを容認している。家族同意を前提とし、家族間に不信と分断をもたらす。廃止すべきだ」と批判。精神科病院での身体拘束が高止まりする中、基準告示の見直しで要件を拡大させ身体拘束のさらなる増加を招くと強調しました。  倉林氏…続きを読む

感染症法改定案 参院委可決 医療抑制政策転換こそ(2022/11/24 厚生労働委員会)

2022.11.24

 医療機関に対し罰則つきで感染症病床確保を義務づける感染症法等改定案が24日の参院厚生労働委員会で、自民、公明、立憲民主、日本維新の会、国民民主の各党の賛成多数で可決されました。日本共産党とれいわ新選組は反対しました。日本共産党の倉林明子議員は「医療・社会保障抑制政策の抜本転換こそ」と求めました。  質疑で倉林氏は、厚生労働省が所管する国立病院機構と地域医療機能推進機構に対し、積立金(利益剰余金)の国庫返納の前倒しを求める方向で調整に入ったとの報道を取り上げました。「現場では積立金を活用した賃上げが検討されていたが、それもできなくなると怒りが広がっている。報道は事実か」とただしました。  加藤…続きを読む

1 3 4 5 6 7 40