倉林明子

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医療・介護

接種被害 救済早急に 審査体制強化要求(2022/4/28 厚生労働委員会)

2022.04.28

 日本共産党の倉林明子議員は4月28日の参院厚生労働委員会で、コロナワクチン被害は、死亡や重篤な有害反応で因果関係が評価できない場合でも速やかに救済につなげるよう求めました。  コロナワクチン接種後の副反応疑いの死亡事例は1635件報告されていますが、救済制度による死亡一時金申請受理件数は109件で、救済された事例は1件もありません。  倉林氏は「死亡事例が救済されないことが積み重なると、国民がワクチン接種をためらうことにつながりかねない」と指摘。死亡しても救済制度で認定されない事態の改善への早急な手だてを求めました。  厚労省の佐原康之健康局長は「接種後の症状が予防接種によって起こることを否…続きを読む

情報公表が信頼築く 薬機法等改定案 参考人質疑(2022/5/10 厚生労働委員会)

2022.05.10

 参院厚生労働委員会は10日、ワクチンなどの緊急承認制度が盛り込まれた薬機法等改定案について参考人質疑を行いました。  全国薬害被害者団体連絡協議会代表世話人の花井十伍氏は「薬機法は製販業者に対する規制法だ。製販業者が医薬品等を市販したいという動機から始まり、国が評価・審査し承認するものだ」と指摘。「国が主導権を持って早急に使用したいという動機で早期承認することになれば、薬機規律が機能しなくなる」として、「緊急承認は薬機法になじまない」と表明しました。  日本共産党の倉林明子議員は「制度の運用では国民の信頼をどう担保するかが重要だ」とし、運用にあたり必要なことを質問。森昌平日本薬剤師会副会長は…続きを読む

被害救済制度 改善ぜひ 薬機法改正案参院委可決 (2022/5/12 厚生労働委員会)

2022.05.12

 パンデミックなどの緊急時にワクチンなどを緊急承認する制度を導入する薬機法改正案が12日の参院厚生労働委員会で、全会一致で可決されました。  質疑で日本共産党の倉林明子議員は、緊急承認は使用実績や第3相試験がない国産新薬やワクチンに適用されるが、同委員会の参考人質疑で「医薬品承認における有効性・安全性評価基準の本質的な緩和だ」との意見があったとして「生じるリスクを国民に説明する責任がある」と指摘。特例承認で活用された新型コロナワクチンの副反応による死亡者の報告は1600人超だが、全ての事例で因果関係が認められないか評価できないとされ、安全対策につながっていないとして、現状では緊急承認した医薬品…続きを読む

保険証廃止は「禁じ手」 マイナカード一体化批判(2022年10月27日 厚生労働委員会)

2022.10.27

 日本共産党の倉林明子議員は27日の参院厚生労働委員会で、マイナンバーカードとの一体化に伴い2024年秋に健康保険証を廃止する政府方針の撤回を迫りました。  倉林氏は「国民の理解抜きに期限を切るのは、強制にほかならない」と主張。全労連による反対署名が11万筆を超えたと紹介し、「カードの普及ありきで、国民の命綱を担保にとるなど、やってはならない禁じ手だ」と批判しました。  医療機関ではマイナンバーカードを活用したオンライン資格確認システムの導入が来年4月から原則義務化されますが、運用を開始した施設は3割程度で、トラブルも発生。原則義務化を定めた「療養担当規則」(省令)に違反すると、保険医療機関等…続きを読む

無期雇用 原則にせよ 倉林氏「男女賃金格差正せ」(2022/11/1 厚生労働委員会)

2022.11.01

(資料があります)  日本共産党の倉林明子議員は1日の参院厚生労働委員会で、無期雇用を原則とする法改正と女性の構造的な賃上げを求めました。  有期雇用で5年働いた労働者が無期雇用に転換できるルールが労働契約法で定められていますが、契約更新時に不更新条項を入れたり、契約期間に上限を設けたりして、転換申し込み権の行使を妨害する使用者が後を絶ちません。  倉林氏は、現行法では雇い止めの横行を止められていないとして、無期雇用を原則とする法改正を求めました。  公務職場でも有期雇用が拡大しています。単年度ごとに更新を繰り返す会計年度任用職員は公務員のため、無期転換ルールが適用されません。  倉林氏は、国…続きを読む

看護学生パワハラ防止を 倉林氏 国の責任で対策要求(2022/11/8 厚生労働委員会)

2022.11.08

 日本共産党の倉林明子議員は8日の参院厚生労働委員会で、看護師養成現場のパワーハラスメント問題を取り上げ、被害防止に向けて第三者相談窓口を設置するなど、国の責任で対策を進めるよう求めました。  倉林氏は「志を持って進学した学生が、パワハラによって希望を奪われ退学や自死にまで追い込まれるなどあってはならない」と大臣の認識をただしました。加藤勝信厚労相は「教育現場においてもパワハラは許されない」と答えました。  倉林氏は「被害があった養成所では、被害相談窓口が学校でそもそも相談に行けず、加害者が相談担当になる場合がある」と述べ、第三者相談窓口や解決に向けた第三者委員会の設置を求めました。厚労省の榎…続きを読む

医療抑制転換は必須 感染症法等改定案審議入り(2022/11/11 本会議)

2022.11.11

 感染症法等改定案が11日、参院本会議で審議入りしました。日本共産党の倉林明子議員は、新型コロナウイルス感染症が流行した「第7波」での医療のひっ迫状況を示し、「感染拡大を抑えなければ病床確保は達成できない」とただしました。  同改定案は、都道府県と医療機関が病床確保等について事前に「協定」を結び、医療機関が正当な理由なく協定に沿った対応ができない場合、勧告・指示、病院名の公表などの措置が講じられます。大学病院などの特定機能病院や地域医療支援病院には、診療報酬の加算が受けられなくなる承認取り消しの重い罰則が科されます。  倉林氏は、「第7波」で感染者数が1200万人を超え、京都と大阪の介護・福祉…続きを読む

医療機関 罰則撤回を 感染症法改定案を批判(2022/11/15 厚生労働委員会)

2022.11.15

 日本共産党の倉林明子議員は15日の参院厚生労働委員会で、公的病院に感染症対応の義務を課す感染症法改定案に盛り込まれた指定取り消しなどの罰則は「病床確保に応じられない病院に対する脅しに他ならない」と批判し、撤回を求めました。  倉林氏は「正当な理由がなく確保病床が稼働しなかった立法事実はあるのか」(11日の参院本会議)との質問に、加藤勝信厚労相が「医療機関と都道府県の認識のずれが生じた」「円滑な医療確保体制の確保が図られなかった」と答弁したことをあげ、「認識のずれが生じた場合は正当な理由がないとされ、勧告・指示、病院名公表などの罰則になるのか」と質問しました。  加藤厚労相は「一つ一つの事例が…続きを読む

介護の感染対策 急務 「公費で減収補てんを」(2022/11/17 厚生労働委員会)

2022.11.17

 日本共産党の倉林明子議員は17日の参院厚生労働委員会で、新型コロナウイルス感染拡大の第6~7波の医療崩壊で深刻な事態に追い込まれた介護・福祉施設の実態を示し、今国会で成立が狙われる感染症法等改定案の抜本的見直しを求めました。  倉林氏は、ショートステイやグループホームで感染者の対応をしたある職員は、24時間勤務を月に4回も行ったと告発。症状が悪化した感染者が救急搬送と入院を何度も断られ、職員が看護せざるを得ずクラスター(感染者集団)を招くなど「現状はあまりにも壮絶だ」と訴えました。  倉林氏は、介護を受ける人たちの「医療を受ける権利」が奪われていると主張。加藤勝信厚労相は「適切な支援が図られ…続きを読む

医療者の気持ち縛る 感染症法等改定案 参考人(2022/11/18 厚生労働委員会)

2022.11.18

 参院厚生労働委員会は18日、新型コロナ感染拡大時に病床の確保や医療が提供できない医療機関に罰則を設ける感染症法等改定案の参考人質疑を行いました。日本共産党の倉林明子議員は、新型コロナ病床確保の義務化が通常医療に与える影響などを質問しました。  耳原総合病院の河原林正敏病院長は陳述で、新型コロナ対応で通常医療を制限せざるを得ない中、「断らない救急」を誇りに働く救急スタッフがどうしても心肺停止の搬送依頼を受けられずに断り、悔しさに涙を流したことなど現場の実態を告発。感染症法改定にあたって「医療・介護従事者の心を折るようなことだけは絶対に避けてもらいたい」と訴えました。  倉林氏は「どのようなこと…続きを読む

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