倉林明子

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医療・介護

看護師 日雇い派遣禁止に戻せ 利益誘導の仕組みやめよ(2021/5/11 厚生労働委員会)

2021.05.11

 日本共産党の倉林明子議員は11日の参院厚生労働委員会で、看護師の医療機関以外への日雇い派遣を4月から解禁した問題について、企業が自らの事業拡大につながる規制緩和を要望できる仕組みこそやめるべきだと迫り、安全リスクが高まる日雇い派遣は原則禁止に戻すよう求めました。  この間の国会審議で、国が個人や企業から提案を受ける「規制改革ホットライン」に解禁を提案したNPO法人日本派遣看護師協会の実態は、看護師派遣会社「スーパーナース」が担っていたことが判明。同社代表の滝口進氏が2016年まで規制改革会議で専門委員だった際、解禁提案を内閣府に相談し、「利害関係者からの提案は慎重に」とアドバイスを受けていま…続きを読む

医師の増員求める 病床削減法案を批判(2021/5/11 厚生労働委員会)

2021.05.11

(議事録は後日更新いたします)   日本共産党の倉林明子議員は11日の参院厚生労働委員会で、“医師の働き方改革”の名で残業を過労死ラインの2倍(年1860時間)まで容認する病床削減推進法案を批判し、長時間労働の是正のために「医師の増員を」と求めました。  倉林氏は、厚労省の調査で、病院勤務医の半数近くが労働時間を自己申告しており、客観的な時間管理ができていないと指摘。残業時間を正確に申告していないとの回答が、残業月80時間「以下」で45%、「以上」で53%に上り、「申告できる残業時間の上限が決められている」との回答があると述べました。  倉林氏は、申告上限の設定は労働時間の適正把握のためのガイ…続きを読む

量や時期 事前周知を 接種支援めぐり要求(2021/5/18 厚生労働委員会)

2021.05.18

 日本共産党の倉林明子議員は18日の参院厚生労働委員会で、新型コロナワクチンの接種について、7月末に高齢者接種完了という無責任な「目標」の押しつけではなく、安全で確実な接種のために現場に寄り添った支援を行うよう求めました。  倉林氏は、菅義偉首相が「高齢者向けの接種を7月末までに完了する」と発言したことで、自治体は接種の前倒しが迫られ、大きな混乱が生じていると指摘。6月の最終週までに全高齢者分のワクチンを配分できる見通しは示されたものの、2週間単位の量しか明らかになっていないとして、「いつまでに、どれだけのワクチンが届くのか。正確な配分量と時期を事前に周知せよ」と迫りました。  倉林氏はまた、…続きを読む

医師・看護師増求める 病床削減推進法案 / 「病床削減法案」を可決 倉林議員反対討論 医療提供 脆弱さらに(2021/5/20 厚生労働委員会)

2021.05.20

 日本共産党の倉林明子議員は20日の参院厚生労働委員会で、医療法などの改定案を束ねた「病床削減推進法案」について、医師・看護師不足を放置したままでの「タスクシフト」(業務移管)の推進や、医学生の診療参加・早期養成の法制化の問題をただしました。  倉林氏は、「医師の負担軽減」を口実とした臨床放射線技師など4職種への業務移管をめぐって、従来の看護師への業務移管の現状を質問。厚労省の迫井正深医政局長は、研修修了者が2025年度までの目標10万人に対し3300人にとどまっているとして「看護師の負担の増大」などが課題だと認めました。倉林氏は「過重な現場にしわ寄せが生じるのが現状だ。率直な検証と総括が必要…続きを読む

さらなる「痛み」撤回せよ 高齢者医療費2倍化 「健康悪化に直結」/ 「高齢者医療費2倍化法案」 倉林議員の質問(要旨)(2021/5/19 本会議)

2021.05.19

 「高齢者医療費2倍化法案」が19日の参院本会議で審議入りし、日本共産党の倉林明子議員が、国の医療費抑制路線のもと、病気になった75歳以上の人にさらなる「痛み」を強いる窓口2割負担の導入は「断固撤回すべきだ」と迫りました。  倉林氏は、菅義偉首相が負担増に伴う受診抑制の影響額を把握せず、受診抑制や健康への影響を否定してきた根拠をただしました。菅首相は3年間だけの激変緩和措置などをあげて正当化しました。  倉林氏は、全日本民医連の経済的理由による手遅れ死亡の調査結果からも「負担増が受診抑制と健康悪化に直結するのは、火を見るより明らかだ」と強調。田村憲久厚生労働相は「現役世代の負担軽減」のためだと…続きを読む

病床削減法が成立 倉林氏「医療崩壊踏まえ対策を」(2021/5/21 本会議)

2021.05.21

 病床削減推進法が21日の参院本会議で自民、公明、維新、国民民主各党の賛成多数で可決・成立しました。日本共産党や立憲民主党は反対しました。  共産党の倉林明子議員は反対討論で、法案は「コロナ禍でぎりぎりの地域医療体制から、さらに病床を削減し、医師不足を放置して『過労死』を招く長時間労働を容認するものだ」と批判しました。  倉林氏は、消費税を財源にした病床削減の補助金の法定化に対し、単純計算で今年度は1万床規模が削減され、医師・看護師の体制後退につながると指摘。コロナ禍が日本の医療体制の脆弱(ぜいじゃく)さを明らかにしたもとで「補助金は廃止し、その予算は苦闘する医療機関・従事者にまわすべきだ」「…続きを読む

今やるべきは負担減 医療費2倍化法案 倉林氏が追及(2021/5/25 厚生労働委員会)

2021.05.25

 「高齢者医療費2倍化法案」が25日の参院厚生労働委員会で実質審議入りしました。日本共産党の倉林明子議員は、介護・医療の保険料や利用者・窓口負担が増加の一途をたどる一方で年金は目減りし、コロナ危機も加わるもとで、「高齢者にとって二重、三重に絶望的な負担増だ。今やるべきは負担の軽減・免除制度をつくることだ」と追及しました。  倉林氏は、介護と医療の負担増・給付減の経過を振り返り、窓口2割負担の導入に「高齢者から怨嗟(えんさ)の声が上がっている」と指摘。2割化の対象となるKさん(京都市)の「この年になれば病気も多い。MRI1回で5000円だ。年金は増えず心細くて仕方ない」との声を紹介しました。  …続きを読む

国保料値上げ圧力法定化 医療費2倍化法案(2021/5/27 厚生労働委員会)

2021.05.27

 日本共産党の倉林明子議員は27日の参院厚生労働委員会で、「高齢者医療費2倍化法案」のうち国民健康保険に関する部分について、「市町村への国保料・税の値上げ圧力を法定化するものだ」と追及しました。  同法案は、国保料・税を抑えるための自治体独自の公費繰り入れ(法定外繰り入れ)の「解消」や、保険料水準の統一を都道府県の運営方針に記載させ、値上げを促すもの。  倉林氏は、共産党の調査で、国保財政の責任主体を都道府県とする「国保の都道府県化」(2018年度)以降、国保料・税を値上げした市町村が、18年度で前年度比倍増の559、19年度で442、20年度で422に上ると指摘。24年度に保険料を統一する奈…続きを読む

負担増の声相次ぐ 2倍化法案で参考人質疑(2021/5/31 厚生労働委員会)

2021.05.31

 参院厚生労働委員会は31日、75歳以上に医療費窓口2割負担を導入する高齢者医療費2倍化法案の参考人質疑を行い、受診控えによる健康悪化を懸念する意見や負担のあり方を問う意見が参考人から相次ぎました。  意見陳述で、連合の佐保昌一総合政策推進局長は、財源確保には高所得者の保険料の引き上げや「国費による対応」も検討するよう要求。日本高齢期運動連絡会(日高連)の吉岡尚志代表委員は、後期高齢者の医療制度の1割負担を2割に引き上げる政策は審議を中止し、撤回すべきだと強調。「高齢者には受診控えが起こり、健康・病状悪化の原因となり、高齢者の負担を増やすとともに、国民の医療費や国の保健・医療への支出を増やす」…続きを読む

今やるべきは負担軽減策 高齢者も現役もコロナ禍で失業拡大 医療費2倍化を批判 首相に迫る(2021/6/1 厚生労働委員会)

2021.06.01

 日本共産党の倉林明子議員は1日の参院厚生労働委員会で、75歳以上に医療費窓口2割負担を導入する「高齢者医療費2倍化法案」をめぐって、コロナ禍で高齢者も現役世代も容赦なく雇用が奪われているとして、「いまやるべきは負担軽減策を手厚くすることだ」と迫りました。  倉林氏が、コロナ禍で、足りない年金を補うために働かざるをえない高齢者やその生活を支える現役世代の廃業・失職が広がっているとただしたのに対し、菅義偉首相は「少しでも多くの方に支える側に立っていただく」と負担増を正当化しました。倉林氏は「全世代が苦しんでいる時に高齢者狙い撃ちの負担増など断じてやるべきではない」と批判。政府は「現役世代の負担軽…続きを読む

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