倉林明子

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医療体制崩壊恐れ まん延防止解除質疑(2022/3/17 議院運営委員会)

2022.03.17

 衆参両院の議院運営委員会は17日、18都道府県に適用中のまん延防止等重点措置を21日に解除する方針について、政府から報告をうけ質疑を行いました。 倉林氏は、岸田首相が会見で「出口ははっきり見えてきた」と言明したことについて根拠をただしました。山際担当相が「新規感染者数が最大だったところから約半数に落ち着いた」などと答弁したのに対し、倉林氏は「(重点措置の)基準を下げたから解除できただけだ」と批判。厚労省アドバイザリーボードが「しばらくの間、新規感染者数が高いレベルで推移していく」と予想していることに触れ、解除後に増加に転じている県が5県あると述べ、「一般救急医療が逼迫した状態は続いている」と…続きを読む

国は謝罪・賠償せよ 強制不妊判決で要求 / 休校助成の周知図れ 小学生感染が倍増(2022/3/16 厚生労働委員会)

2022.03.16

 日本共産党の倉林明子議員は16日の参院厚生労働委員会で、旧優生保護法のもとでの不妊強制手術を違憲と訴えた裁判で、大阪高裁に続き、東京高裁でも国の責任を認め、賠償を命じた判決が出されたとして、「ただちに謝罪し賠償に応ずるべきだ」と上告断念を求めました。  東京高裁は、19年4月の救済法施行以降に国の不法行為と認識できたとして、施行後5年間は除斥期間の適用除外とし、賠償額1500万円を命じました。一方、救済法による一時金は320万円が支給最高額です。同法での支給実績は「本年2月末で974人」(橋本泰宏・子ども家庭局長)にすぎません。  倉林氏は、支給実績が対象者の1割にも及ばないと指摘し、「高齢…続きを読む

コロナ対策 「全体像」を見直せ / 第三者の調査が必要 倉林氏 入札談合事件めぐり(2022/3/8 厚生労働委員会)

2022.03.08

(資料があります)  日本共産党の倉林明子議員は8日の参院厚生労働委員会で、高齢者施設などでオミクロン株に対応した必要な検査が実施されていないと告発し、岸田政権が昨年11月に示したコロナ対策の「全体像」を見直すよう迫りました。  倉林氏は、同「全体像」に基づきコロナ病床は確保されたものの医療提供体制はひっ迫していると指摘し、原因についてただしました。後藤茂之厚労相が「(医療ひっ迫との)指摘は当たらない」と開き直ったのに対し、倉林氏は緊急搬送の困難や軽症・中等症の医療「ひっ迫」は厚労相所信で述べたことだと指摘。東京都の高齢者施設で1月以降に入院できずに亡くなった人が78人に上ったとして「『全体像…続きを読む

休業助成制度見直しを 倉林議員がコロナ対策で追及 / ケア労働者の低い賃金は社会保障抑制の結果だ(2022/3/7 予算委員会)

2022.03.07

(資料があります)  日本共産党の倉林明子副委員長は7日の参院予算委員会で、新型コロナの影響で小学校・保育園等が休業した際に保護者の休業を補償する小学校休業等対応助成金について、「事業主が休ませたと認めない限り支給されない」と指摘し、抜本的見直しを求めました。  倉林氏は、児童・生徒の感染者数は第5波の3・5倍に及ぶとして、助成金の支給実績を質問。後藤茂之厚生労働相は昨年8月から今年2月までの支給件数は約1万1600件だと答え、倉林氏は「感染状況から見ても少ない」と指摘しました。  さらに倉林氏は、相談窓口による企業への働きかけでも8割の企業が特別休暇制度を導入しないと明確に答えていると指摘し…続きを読む

労働基本権保障こそ 倉林議員 公務員制約ただす(2022/3/4 議院運営委員会)

2022.03.04

 参院議院運営委員会は4日、政府提示の国会同意人事案のうち、伊藤かつら人事官候補から所信を聴取し、日本共産党の倉林明子議員が質問しました。  倉林氏は、女性が働き続けられる対策について質問。伊藤氏は「なんといってもテレワークだ」などと答弁。倉林氏は、内閣府調査では、テレワークで女性が働きやすくなる可能性がある一方、「家事が増える」などの回答が女性には多く、コロナ前後で家事・育児時間に大きな変化がなかったと指摘しました。  さらに倉林氏は、公務員の労働基本権などの制約は、日本も批准する国際労働機関(ILO)第87号条約(結社の自由及び団結権保護)と98号条約(団結権及び団体交渉権)に違反し、IL…続きを読む

安全性確保 上限なし 原発めぐり倉林氏主張(2022/3/4 議院運営委員会)

2022.03.04

 日本共産党の倉林明子議員は4日の参院議院運営委員会で、戦争の標的になりうる原発の「安全性確保」には上限がないとして、原発の新規建設や安全確認抜きの再稼働をやめるよう主張しました。同委は政府提出の山中伸介原子力規制委員会委員長候補の同意人事に関して開かれたもの。  倉林氏は、ロシアによるウクライナ南東部ザポロジエ原発への攻撃は許されないとしたうえで、航空機などを使ったテロに耐えうる安全基準を満たした日本の原発は何基あるのかと質問。山中氏は「現在稼働中の6基のうちのいくつかがその基準を満たしている」として明確に答えませんでした。倉林氏は「戦争で標的になるリスクもある中で、非常に高いコストを払って…続きを読む

命守る医療提供されず まん延防止延長で質疑 倉林氏が批判(2022/2/18 議院運営委員会)

2022.02.18

 参院議院運営委員会は18日、まん延防止等重点措置の期間延長にあたり、政府から報告を受け、質疑を行いました。日本共産党の倉林明子議員が質問しました。  倉林氏は、岸田文雄首相が17日の会見で「必要な医療を提供している」と発言したことについて、医療従事者の感染拡大による一層深刻な人手不足、ワクチン3回目接種の遅れによる高齢者施設でのクラスター発生などで「入院できずに亡くなる高齢者が急増し、守れない命が増え続けている」とただしました。  山際大志郎経済再生担当相は、「全体として容量は用意しているが、そうなっていない現場があることは、真摯(しんし)に受け止める」と答弁。倉林氏は「国民の命を守る医療提…続きを読む

衆参議運委まん延防止で質疑 倉林氏「世界水準目標明確に」(2022/2/3 議院運営委員会)

2022.02.03

 衆参両院の議院運営委員会は3日、まん延防止等重点措置の対象区域に和歌山県を追加するにあたって、それぞれ政府から報告を受け、質疑を行いました。日本共産党から塩川鉄也衆院議員、倉林明子参院議員が質問しました。  倉林氏は、山際担当相が「検査キットは必要なところには供給されている」と答弁したことを批判し、政府が医療機関などへの検査キットの優先供給を要請したにもかかわらず届いてないと指摘。医療従事者やエッセンシャルワーカーの濃厚接触者の待機期間短縮のための検査が事業者負担になっている実態を挙げ、「公費負担の早急な決断を」と迫りました。山際担当相は公費負担については「検討はしているが、すぐに結論がでな…続きを読む

検査体制の構築急げ 参院議運委 「まん防」拡大に倉林氏(2022/1/25 議員運営委員会)

2022.01.25

 参院の議院運営委員会は25日、まん延防止等重点措置の対象地域拡大の適用に際し、政府から報告を受け、質疑を行いました。日本共産党からは倉林明子議員が質問しました。  倉林氏は、急激な感染拡大によって全国で検査難民が続出していると指摘し、「都市部では検査キットの不足、地方では無料検査を受けられないところもある。今ある460万の在庫を思い切って放出するべきだ」と主張しました。  また、政府がPCR検査の最大能力は1日38万件あると説明しているものの、直近で24万件、64%の活用にとどまっていると指摘。昨年末取りまとめた都道府県別の検査能力が1日60万件の計画になっていることについて、「フル活用に向…続きを読む

無料PCR検査広げよ (2022/1/7 議院運営委員会)

2022.01.07

 衆参両院の議院運営委員会が7日開かれ、沖縄、山口、広島の3県への「まん延防止等重点措置」の適用にあたって政府の報告をうけ質疑を行いました。日本共産党からは赤嶺政賢衆院議員と倉林明子参院議員が質問に立ちました。  倉林氏は、岸田文雄首相が強調していた「水際対策」で、「米軍という大穴が4カ月放置されていた」と述べ、「感染の急拡大を招いた責任は重大だ」と指摘しました。  ワクチンの高齢者などへの3回目接種の完了が見通せず、経口治療薬の登録医療機関が1割に満たない現状を示し「感染の急拡大に準備が間に合っていないとの認識をもつべきだ」と強調。無症状者への無料のPCR検査を全国に広げるため、自治体が積極…続きを読む

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