参院行政監視委員会は6日、国と地方の行政の役割分担に関する参考人質疑を行いました。参考人からは福祉充実には全国一律の基準が「一番大事」だとの意見が出されました。日本共産党の倉林明子議員が質問しました。 倉林氏は、参考人の木野隆之・岐阜県輪之内(わのうち)町長に対し、同町の実施する18歳までの医療費無償化や、こども園での給食費の実質無償化、国民健康保険料の据え置きなどの施策をめぐり、国に求めることがあるかと質問しました。 木野氏は「ナショナルミニマム(国家が保障する最低限度の生活)のレベルをどこに置くかに尽きる」として、「どこに住んでも同じ子育て、医療の給付を受けられることが一番大事だ」、「…続きを読む