倉林明子

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困窮者支援拡充こそ コロナ対策で参考人 (2024/4/11 厚生労働委員会)

2024.04.11

 参院厚生労働委員会は6日、新型コロナウイルス対策について参考人質疑を行いました。参考人から、生活困窮者や介護施設への支援拡充を求める声が出されました。  生活に困窮する人たちを支援する「つくろい東京ファンド」の稲葉剛代表理事は、大型連休中の食料支援に2日間で約660人が訪れるなど、各地の炊き出しに集まる人が増え続け、年明け以降は「死ぬことを考えている」という20~30代からのSOSが急増していると指摘。貸し付けを主とする政府の貧困対策を批判し、再度の給付金支給、住居確保給付金の支給期間の制限撤廃など現金給付の拡充を求めました。  生活保護の利用が進んでいないとも述べ、政府の広報不足、自治体窓…続きを読む

住まい保障支援強化を 自立支援法改定 (2024/4/9 厚生労働委員会)

2024.04.09

 日本共産党の倉林明子議員は9日、参院厚生労働委員会での生活困窮者自立支援法等改定案についての質疑で、住まいの保障のため支援の強化と生活保護基準の引き上げを求めました。  改定案は「居住支援の強化」を打ち出しましたが、居住の貧困を解消する施策はありません。倉林氏は、非正規雇用労働者や一人親家庭、シングル女性など、住まいの貧困はますます拡大していくと指摘。今後増加する単身高齢者は、持ち家以外の選択肢は極めて限られるとして、公営住宅の増設や恒常的な家賃補助制度の創設が必要と指摘しました。  さらに、生活保護基準の引き下げで、利用者の生活は困窮を極めているとして基準の検証方法の見直しを求めました。 …続きを読む

ライドシェア解禁中止せよ  運賃下落さらに運転手不足 (2024/4/8 厚生労働委員会)

2024.04.08

(資料があります)  日本共産党の倉林明子議員は8日の参院行政監視委員会でライドシェア解禁の中止を求めました。  4月から「自家用車活用事業」が始まりましたが、タクシーが不足しているとして対象になっている京都市域の実働率は63%にすぎません。倉林氏は「不足しているのはタクシーの台数ではなく、運転手だ。2002年の規制緩和で賃金や労働条件が低下し、運転手不足を招いた」と指摘。ライドシェア全面解禁で運賃のさらなる下落を招き、人手不足がいっそう深刻化するおそれがあるとして、ライドシェア解禁はやめるよう求めました。  また、ライドシェアは、最も高い安全性が要求される個人タクシーを業界から撤退させかねな…続きを読む

強権的徴収やめよ 社会保険料減免求め (2024/4/4 厚生労働委員会)

2024.04.04

 日本共産党の倉林明子議員は4日の参院厚生労働委員会で、年金事務所による社会保険料の強権的徴収が中小企業を倒産に追い込み労働者の失業に直結するとして、直ちにやめるよう求めました。  コロナ禍や物価高騰により資金繰りに窮する中小企業に対し、年金事務所が、実情を無視した社会保険料の取り立て、差し押さえを行う事例が相次いでいます。  宮崎政久厚労副大臣は昨年、適切に対応するよう日本年金機構を指導すると国会で答弁しています。倉林氏は、それ以降も年金事務所の強権的な態度は変わらないと指摘。「一括納付か差し押さえか」「銀行や納税よりも保険料支払いを優先しろ」と迫る現場対応は年金機構の指示かと迫り、猶予期間…続きを読む

全機能性表示食品 調査へ 国、制度のあり方検討/国保減免措置活用を (2024/4/2 厚生労働委員会)

2024.04.02

 日本共産党の倉林明子議員は2日の参院厚生労働委員会で、17年に対象が拡大された際、健康被害の拡大は必至と消費者団体が警告していたと指摘。「健康を売りにし、信用して購入した人が亡くなった。発覚から公表まで2カ月間を要したことでさらに被害が拡大したのではないか」とただしました。  倉林氏は、機能性表示食品が生産製造や品質管理の方法は届け出のみで効能・効果を表示できる点をあげ、「機能性、安全性は企業任せで事後の検証も不十分だ。制度の欠陥で起こってはならない事態を招いた責任は重大だ」と強調。武見敬三厚労相は「原因の特定を進め、今後再発防止のための政策が必要かを検討する」と答弁。倉林氏は「機能性表示食…続きを読む

「離職が加速」現場悲鳴  トリプル報酬改定を批判 (2024/3/22 厚生労働委員会)

2024.03.22

(資料があります)  日本共産党の倉林明子議員は22日の参院厚生労働委員会で、2024年度の医療・介護・障害福祉のトリプル報酬改定について「現場では改定後も賃金が上がる見通しが立たない中、離職がさらに加速しかねないと悲鳴が上がっている」と批判し、賃上げできる再改定や公費による財政支援が必要だと迫りました。  倉林氏は、介護報酬改定の訪問介護の基本報酬引き下げに関わって、ホームヘルパー国賠請求原告団の調査ではヘルパーの年収は110万円未満が47%に上ると指摘。「今回の基本報酬引き下げはさらなる賃金引き下げにつながる。このままでは在宅介護は持たない」として再改定を迫りました。  武見敬三厚労相が「…続きを読む

消費者相談員維持へ  恒常的な雇用財源を (2024/3/21 消費者問題に関する特別委員会)

2024.03.21

 日本共産党の倉林明子議員は21日の参院消費者問題特別委員会で、消費生活相談員の雇用維持のため、恒常的な財源の確保と安定雇用へ踏み出すべきだと迫りました。  消費者庁が消費者行政実施のために地方公共団体に交付する「地方消費者行政強化交付金」のうち、消費生活相談員の人件費等を10分の10補助する「地方消費者行政推進事業」が順次期限を迎え、2027年度末までに終了します。同事業は、地方消費者行政のスタートアップ支援として、消費者庁創設以来、2017年までに実施した消費生活相談体制の整備について国が費用を負担するもの。主に7年間の活用期限が設けられています。  同事業の利用団体数と実績総額をただした…続きを読む

年金上げる財源ある 倉林氏、運用益の活用求める/女性低年金 改善迫る 倉林氏「最低保障導入を」(2024/3/18 予算委員会)

2024.03.18

(資料があります)  日本共産党の倉林明子議員は18日、参院予算委員会で、物価高で暮らしていけないとの切実な声や女性の著しい低年金の実態を示し、抜本的な年金の引き上げを迫りました。  倉林氏は今年の年金改定率が2・7%で、昨年の物価上昇率3・2%を下回っており、「実質の所得は下がっている」と指摘。第2次安倍政権以降の12年間で公的年金の減額が年金約1カ月分に相当し、「消費税率は2倍、介護保険料や国保料の値上げも断続的に続き、実質可処分所得はさらに目減りしている」と強調しました。「月額7万円弱の年金では足りず、痛む膝を引きずりながら仕事を続けている」との高齢女性の声を紹介し、物価高を上回る速やか…続きを読む

真相究明 証人喚問で 裏金疑惑/ケア労働賃上げこそ 公費負担増求める(2023/12/11 本会議)

2023.12.11

 日本共産党の倉林明子副委員長は11日の参院本会議で、岸田政権中枢を直撃する政治資金パーティーをめぐる裏金疑惑の真相究明を求めるとともに、関係者の証人喚問を要求しました。  倉林氏は、自民党の派閥がパーティー券収入の一部をキックバックしている疑惑について、「松野博一官房長官、西村康稔経済産業相が収支報告書に記載していないのは事実か」と迫りました。  松野官房長官は「精査し適切に対応」、西村経産相も「確認、精査させている」などと従来の説明を繰り返すばかりでした。  倉林氏は、安倍派の閣僚・党幹部更迭の報道があることについて「安倍派にとどまらず岸田政権そのものが問われている。何よりも重要なことは真…続きを読む

非正規 処遇の改善を ハローワーク職員で(2023/12/7 厚生労働委員会)

2023.12.07

 日本共産党の倉林明子議員は7日の参院厚生労働委員会で、厚労省の非正規職員の待遇改善を求めました。  厚労省の非正規職員に占める女性の割合は75%で、人数は男性の3倍です。また、女性非正規職員の賃金は、男性の正規職員の42・6%です。倉林氏は「公務の男女賃金格差の現状が、間接差別にあたる認識はあるか」と質問。武見敬三厚労相は「間接差別にはあたらない」と答弁しました。  倉林氏は、ハローワークで働く非正規職員の精神・発達障害者雇用トータルサポーターについて質問。トータルサポーターは、精神・発達障害者の就職、雇用継続支援を行う有資格者が担う専門職です。しかし厚労省は、来年度から同職を廃止し、資格要…続きを読む

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