倉林明子

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高齢者の労災リスク減らせ 労働安全衛生法改定案(2025/4/10 厚生労働委員会)

2025.04.10

(議事録は後日更新いたします)  労働安全衛生法改定案が10日の参院厚生労働委員会で自民党、立憲民主党などの賛成多数で可決されました。日本共産党とれいわ新選組は反対しました。日本共産党の倉林明子議員は質疑で、化学物質による健康障害防止対策と高齢者の労働災害防止についてただしました。  化学物質の管理・規制方法が、個別の物質の規制からリスクアセスメントに転換されたことをうけ、改定案では、危険・有害情報の表示及び通知が事業主に罰則付きで義務付けられます。倉林氏は、リスクアセスメントの実効性を高めるために「公的機関の専門性の向上と体制強化なしに、労働者の健康確保にはつながらない」として労働行政の体制…続きを読む

労働安全衛生行政の体制強化を 特定機械検査の民間移管は危険(2025/4/8 厚生労働委員会)

2025.04.08

(資料があります) (議事録は後日更新いたします)  日本共産党の倉林明子議員は8日の参院厚生労働委員会で、特定機械の製造時等検査の民間移管を可能にする労働安全衛生法改定案の危険性を指摘し、労働安全衛生行政の体制強化を求めました。  同改定案は、移動式クレーンなど特定機械の製造時等検査を、新たに民間の登録機関が実施できるようにします。倉林氏は、すでに民間移管されている特定機械の定期的な検査を行う民間登録検査機関の検査違反で死亡事案が発生していると指摘しました。  厚労省の岸本武史労働基準局長は、2003年以降の行政処分事案として、改善命令が6件、業務停止命令が2件発生しており、「過去の事案につ…続きを読む

補聴器に国としての公費助成を(2025/4/3 厚生労働委員会)

2025.04.03

(資料があります) (議事録は後日更新いたします)  日本共産党の倉林明子議員は3日の参院厚生労働委員会で、加齢性難聴者への補聴器購入の助成について、自治体任せではなく、国として公費補助をするよう求めました。    倉林氏は、高齢者の質の高い生活と認知症予防に、早期の補聴器利用が有効だとの指摘がある一方、補聴器は片耳でも3万~20万円と高額だと強調。「世界各国と比べても補聴器の普及率が低い要因に、公費助成の違いがあるのではないか」とただしました。    倉林氏は、日本補聴器販売店協会の調査で、18歳以上を対象とした補聴器助成の実施自治体は、2024年12月1日現在で390に拡大し、新潟県では全…続きを読む

被害救済の遅れ検証を 浮島丸事件 真相解明を要求(2025/3/31 厚生労働委員会)

2025.03.31

(議事録は後日更新いたします)  日本共産党の倉林明子議員は31日の参院厚生労働委員会で、強制連行された朝鮮人労働者らを乗せた旧日本海軍の輸送船「浮島丸」が1945年8月24日、京都府の舞鶴港で爆発、沈没し500人以上が死亡した「浮島丸事件」の乗船者名簿を日本政府が「不存在」としてきたために被害者救済が遅れたことの検証を求めました。  日本政府は長年、乗船者名簿の存在を認めてきませんでしたが昨年5月、日本共産党の穀田恵二前衆院議員の追及に75件の名簿を保有していると明らかにし、その後、一部を韓国政府に返還したとしていました。  名簿返還の進ちょくについて、厚労省の岡本利久審議官は保有する75件…続きを読む

生活保護基準大幅引き上げを 物価高騰に追いつかず(2025/3/24 厚生労働委員会)

2025.03.24

(資料があります) (議事録は後日更新いたします)  日本共産党の倉林明子議員は24日の参院厚生労働委員会で、10月から実施する2025年度分の生活保護費への500円の加算では物価高に到底追いつかず、実質的な引き下げになっていると批判し、物価高騰に見合う生活保護基準の大幅引き上げこそ必要だと主張しました。  倉林氏は、桐生市で生活保護費の過少支給や虚偽の扶養届など不法行為が横行していた問題で、国が2度も監査しながら見逃してきたと指摘。水際作戦や不当な排除はないかとの視点に立ち、漏給・権利侵害防止の観点を強化し、保護率が急減したり、保護率が著しく低い自治体などを国の監査対象とするよう求めました。…続きを読む

高額療養費見直し撤回を 社会保障抑制を批判 / 国保料の引き下げを(2025/3/17 予算委員会)

2025.03.17

(資料があります) (議事録は後日更新いたします)  日本共産党の倉林明子議員は17日の参院予算委員会で、高額療養費上限引き上げの白紙撤回や、高すぎる国民健康保険料の引き下げなどを要求し、「皆保険制度の崩壊を放置するな」と政府に迫りました。  倉林氏は、高額療養費制度の見直しについての石破茂首相の「秋までに方針を決定する」「引き下げる方向での検討は考えていない」との答弁を挙げ、「今年の実施は凍結するが、来年には解凍するということか。なぜ限度額の引き下げを検討から外すのか」と追及。石破首相は「現時点で予断を持って申し上げられない」などと述べ、引き上げを否定しませんでした。  倉林氏は「まずは現在…続きを読む

ケア労働者賃上げへ緊急措置を 「持ちこたえられない」の声突きつけ要求(2025/3/13 厚生労働委員会)

2025.03.13

(資料があります) (議事録は後日更新いたします)  日本共産党の倉林明子議員は13日の参院厚生労働委員会で、国の責任でケア労働者の賃上げを実現するための緊急の措置を求めました。  日本医労連の調査では、冬のボーナスの大幅減額が相次ぎ、年収ベースで実質賃下げが起きています。倉林氏は「マイナス規模はすさまじく、前年比で数万円から20万円を超える」と指摘しました。  また、日本病院会など6団体は赤字病院が急速に増加し、「このままではある日突然病院がなくなる」との悲痛な声を上げていると告発。全ての医療従事者を対象とした全額公費による賃上げ支援と、物価高騰・人件費増に対する財政支援や診療報酬の臨時改定…続きを読む

自治体の人材不足ー三位一体改革で進められた人員削減(2025/2/26 行政監視委員会)

2025.02.26

日本共産党の倉林明子議員は、26日の参議院行政監視委員会で、国と地方の行政の役割分担について、参考人質疑を行いました。  

生活保護基準 引き上げを(2024/12/19 厚生労働委員会)

2024.12.19

(資料があります) (議事録は後日更新いたします)  日本共産党の倉林明子議員は19日の参院厚生労働委員会で、物価高騰に見合った生活保護基準の引き上げを求めました。    生活保護利用者は、基準のたび重なる引き下げと異常な物価高騰のなか、極めて過酷な生活を強いられています。倉林氏は「1日3食食べることも、お風呂に入ることもかなわず、猛暑の中クーラーのない部屋で亡くなった事案もある」と指摘。生活保護基準の引き上げは待ったなしだと求めました。  福岡資麿厚労相は「現在の対応や社会情勢の動向も踏まえ検討している」との答弁に終始しました。    倉林氏は、生存権さえ脅かしている現状から目を背けてはいけ…続きを読む

病床削減の補助金やめて直接支援に/看護学生の学びの保障を (2024/12/17 予算委員会)

2024.12.17

(資料があります) (議事録は後日更新いたします)  日本共産党の倉林明子議員は17日の参院予算委員会で、病床を削減する医療機関に1床当たり400万円超を「補助金」として支給し、7000床規模を削減することを補正予算案に盛り込んでいるとして「地域医療崩壊を加速させる」「病床廃止を条件とせず直接支援に回すべき」だと訴えました。  倉林氏はコロナ禍で入院や医療にかかることができないまま死亡した事例を挙げ、「必要な病床、スタッフがあれば救えた命があった」と強調。今も看護師不足による病床の閉鎖や、コロナやインフルエンザのクラスター(集団感染)が続発する下、病床稼働率の急速な低下などによって経営が急速に…続きを読む

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