倉林明子

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国際水準のジェンダー平等を セクハラ被害深刻(2025/6/18 本会議)

2025.06.18

(議事録は後日更新いたします)  日本共産党の倉林明子議員は18日の参院本会議で、政府の政策評価報告に対し、国際的な水準でジェンダー平等を大きく前進させるよう強く求めました。  女性の賃金は非正規雇用を含め男性の56%にすぎず、働く女性の半数以上は非正規雇用です。倉林氏は、有期雇用契約の場合、労働者は雇い止めの不安を抱えハラスメント被害の相談にもちゅうちょするなど権利を奪われていると指摘し、「恒常的な業務を有期雇用にして待遇を低く抑え、雇用の調整弁とする働かせ方は早急に是正すべきだ」と主張。間接差別の対象範囲を拡大し、賃金を含むあらゆる間接差別の禁止にふみだすよう要求しました。  福岡資麿厚生…続きを読む

病床削減認められぬ 必要な医療確保を(2025/6/17 厚生労働委員会)

2025.06.17

(議事録は後日更新いたします)  日本共産党の倉林明子議員は17日の参院厚生労働委員会で、2年で病床を約11万床削減する自民、公明、維新3党による合意について「全国で始まっている医療崩壊をさらに加速させる。断じて容認できない」と追及しました。  倉林氏は「すでに補助金を活用した病床削減は加速している」と強調し、病院が病床数を削減すると補助金を受けられる病床数適正化支援事業(2024年度補正予算)は1次分で7170床分が決定し、医療機関からの申請は5万床を超える規模だと指摘。「少なくない医療機関でコロナ融資の返済が本格化し、経営破たんの瀬戸際まで追い詰められている。背に腹は代えられないと、この補…続きを読む

年金削減 今後も継続 改定法成立 共産党は反対(2025/6/13 本会議)

2025.06.13

(議事録は後日更新いたします)  年金を物価や賃金の伸びより低く抑える「マクロ経済スライド」を温存した年金制度改定法案が13日、参院本会議で自民党、立憲民主党、公明党などの賛成多数で可決、成立しました。日本共産党と日本維新の会、国民民主党、れいわ新選組などは反対しました。  反対討論で、日本共産党の倉林明子議員は「多くの年金生活者の今の困窮に背を向けてマクロ経済スライドを継続し、今後十数年にわたり年金水準が下がり続ける」と指摘。今必要なのは、現在困窮する人たちの暮らしを支えるため、物価高騰に見合う年金額の引き上げだと強調しました。  マクロ経済スライドの導入から20年で公的年金の給付水準は実質…続きを読む

年金底上げなく1割減(2025/6/12 厚生労働委員会)

2025.06.12

(資料があります) (議事録は後日更新いたします)  年金を物価や賃金の伸びより低く抑える「マクロ経済スライド」を温存した年金制度改定法案が12日の参院厚生労働委員会で、自民党、立憲民主党、公明党の賛成多数で可決されました。日本共産党と日本維新の会、国民民主党、れいわ新選組は反対しました。  同法案を巡っては衆院で、自民、立民、公明の3党が年金積立金を活用した基礎年金の「底上げ」の判断を2029年の財政検証まで先送りする修正を行いました。日本共産党の倉林明子議員は反対討論で、同法案がマクロ経済スライドを継続し、今後十数年にわたり年金水準が下がり続け、3党修正案でも年金水準は実質1割引き下げで「…続きを読む

女性の低年金解消せよ 参考人質疑(2025/6/11 厚生労働委員会)

2025.06.11

(議事録は後日更新いたします)  参院厚生労働委員会は11日、基礎年金の底上げを先送りする年金制度改定法案について参考人質疑を行いました。  日本共産党の倉林明子議員は「就職氷河期世代にとどまらず非正規が拡大するなかで低賃金で働く人たちが増えている。ここが将来の低年金にもつながっている」とし、現役世代の賃上げの緊急性について質問しました。  労働政策研究・研修機構の堀有喜衣統括研究員は「現役世代の賃上げは、日本社会の今後にかかわる大変重要な課題だ」と述べました。駒村康平慶応大学教授は「継続的な賃上げのためには生産性の向上が不可欠だ」と答えました。  倉林氏は「深刻な女性の低年金の構造を解消して…続きを読む

障害年金の抜本改革を 実態とかけ離れた認定基準指摘(2025/6/10 厚生労働委員会)

2025.06.10

(資料があります) (議事録は後日更新いたします)  日本共産党の倉林明子議員は10日の参院厚生労働委員会で、障害年金が大量に不支給と判定され多くの無年金者を生み出している実態を示し、制度の抜本的改革を政府に求めました。  倉林氏は、2023年度の障害者推計1160万人に対し障害年金受給者は222万人で、8割は無年金に置かれたままだと指摘。請求者の12人に1人が不支給と裁定されている実態を示し、障害年金の不支給が前年度より急増していたとする今年3月の報道の受け止めをただしました。  日本年金機構の大竹和彦理事長は「報道を踏まえ不支給処分の場合はより丁寧に審査するよう指示した」と答弁。倉林氏は「…続きを読む

女性の低年金解決を(2025/6/5 厚生労働委員会)

2025.06.05

(資料があります) (議事録は後日更新いたします)  日本共産党の倉林明子議員は5日の参院厚生労働委員会で、年金改革法案を巡り、年金を物価や賃金より低く抑える「マクロ経済スライド」の速やかな廃止なくして女性の低年金問題は解決しないと政府に迫りました。  倉林氏は、女性の低年金の実態として、現行制度で最も直近に給付を受ける65歳の場合、受給資格のない加入期間10年未満が43・8%を占め、「低賃金構造が変わらなければ、男女の年金格差は埋まらない」と強調。2024年の財政検証で示された、マクロ経済スライドによる給付抑制期間を厚生年金と基礎年金で一致させた場合や、被用者保険の適用を200万人に拡大した…続きを読む

物価高超す年金額を 参院本会議で法案審議入り(2025/6/4 本会議)

2025.06.04

(議事録は後日更新いたします) 年金を物価や賃金の伸びよりも低く抑える「マクロ経済スライド」を温存する年金改革法案(国民年金法改定案)が4日、参院本会議で審議入りしました。日本共産党の倉林明子議員は代表質問で「物価高に負けない年金の引き上げは待ったなしだ」と石破茂首相に迫りました。   倉林氏は、国民年金法第4条は国民の生活水準に著しい変動が生じた場合、速やかに改定の措置を講じなければならないと規定しているとし、「40年ぶりの異常な物価高は著しい変動にほかならない」と指摘。物価高を上回る年金額の再改定を速やかに行うよう求めました。  石破首相は「近年も年金額を改定してきている」などと拒否しまし…続きを読む

障害者暮らす場の整備をー家族介護の限界訴え(2025/6/3 厚生労働委員会)

2025.06.03

(議事録は後日更新いたします)  日本共産党の倉林明子議員は3日の参院厚生労働委員会で、家族介護の限界が深刻化するなかで、障害者の暮らしの場の保障が必要だと主張しました。  介護する家族の高齢化やヘルパー不足などで自宅での暮らしが限界に達するなか、特に重度の知的障害者の暮らしの場が決定的に不足しています。  倉林氏は、田中智子佛教大教授とNHKが行った調査で、重度の知的障害者の女性が、5カ所の施設をショートステイで転々とする生活を7年間も続け、施設の移動が年間275回にも及んでいる事例があると告発。同調査では、入所施設とグループホームの待機者が2万2000人にのぼるとして、国に待機者の実態調査…続きを読む

男女賃金格差と長時間労働是正を(2025/5/29 厚生労働委員会)

2025.05.29

(議事録は後日更新いたします)  日本共産党の倉林明子議員は29日の参院厚生労働委員会で、労働施策総合推進法改定案に関連して、雇用でのジェンダー平等の遅れを本気で取り戻すため、男女間賃金格差と長時間労働の是正を求めました。  倉林氏は「働く女性の半数以上が低賃金の非正規雇用で働いており、とりわけ有期雇用契約が女性の低賃金の働き方を生んでいる」と指摘。「恒常的な業務を有期雇用にすること自体が問題ではないか」とただしました。福岡資麿厚労相は「無期転換ルールによって雇用の安定を図っていく」と述べるにとどまりました。  倉林氏は、男女賃金格差の背景にあるのが男女の固定的役割分担に基づく企業主導の働かせ…続きを読む

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