市民と野党の共闘をさらに前へ!
安倍政権打倒!
2015年から始まった市民と野党の共闘は、2016年、大きく前進しました。国政選挙や地方選挙、首長選挙で、全国でたくさんの野党統一候補が実現し、勝利しました。昨年末には、京都の国政レベルでは初の、市民+3野党の共同街頭演説が実現しました。
戦争法廃止、立憲主義の回復、安倍暴走政権の打倒へ、全力をつくします。
電通過労死問題で追及 学生・求職者への背信行為!
2016年11月8日、厚生労働委員会
新入社員の女性(当時24歳)を過労自殺に追い込んだ大手広告代理店の電通。厚労省が過去3回にわたって、電通を「子育てサポート企業」と認定(くるみん認定)していたことが判明。電通のような悪質企業を認定してきた厚労省の責任を追及し、「ブラックな実態を隠してホワイト企業に化けさせることを“おしろい企業”だという。おしろいをしていたのが厚労省とはもってのほかだ。学生・求職者への背信行為だ」とただしました。
沖縄の新基地建設許さないたたかいと連帯して
住民の生活脅かす米軍基地いらない!
2016年11月29日、訓練開始
米軍Xバンドレーダー基地がある京丹後市では、米軍関係者による事故が40件以上発生し、地域住民の安心・安全を脅かす事態が多発しています。さらに、基地に所属する米軍人・軍属による実弾射撃訓練のために、陸上自衛隊福知山駐屯地射撃場を共同使用する計画が急浮上。地元住民から不安や抗議の声が相次ぐなか、訓練が強行されました。
沖縄にも京都にも米軍基地はいりません。
安倍首相に迫る!
年金カット 最低保障なく、減らされる年金制度
物価が上がっても年金を増やすどころか、逆に下げる新ルールを盛り込んだ「年金カット」法案が臨時国会で強行採決されました。
今全国で、年金減額の不服審査請求に12万人、「年金引き下げ違憲訴訟」に立ち上がった原告が4600人を超えています。多くの皆さんが傍聴席を埋め尽くし、代表が参考人質疑で意見を述べました。連日、国会前での座り込みや抗議を繰り返しました。
12月13日の参院厚生労働委員会で、安倍晋三首相に対し「下がり続ける年金、増え続ける医療・介護の負担、こんな仕打ちが許されるのか」という年金者の声を突き付け追及、首相は「持続可能性が大事」と開き直りの答弁に終始しました。これに対し、「高齢者は生活実感として連続した負担増で苦しんでいる。首相の説明は説得力がない」と批判、年金カット法案の廃案を求めました。
高浜原発 避難計画の破たん 明らかに
関電高浜原発の過酷事故を想定して行われた広域避難訓練では、悪天候で陸上自衛隊のヘリが飛ばなかったため、高浜町音海地区の住民は陸路で原発に向かって避難しました。京都府舞鶴市成生地区でも船舶による訓練が実施できませんでした。避難路を示した地図や、訓練に参加した住民の声を示し、「このような状況で実際にどう逃げるのか」と安倍首相に迫りました。
首相は「(避難計画に)万全はない」「実働部隊で対応する」と開き直り、無責任な態度に終始。
「逃げられないということだ。住民を被ばくさせるこんな避難計画でいいのか」と厳しく追及し、避難計画の破たんを明らかにしました。