倉林明子

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2020年11月の国会レポート一覧

新型コロナ/ワクチン、第3相試験は重要/参考人が意見(2020/11/26 厚生労働委員会)

2020.11.26

 新型コロナウイルスワクチン接種関連法案の参考人質疑が26日、参院厚生労働委員会で行われ、参考人からは安全性の確認や、副反応の情報公開、接種するかどうかの自己決定権の尊重を求める意見が相次ぎました。日本共産党からは倉林明子議員が質疑に立ちました。   国立感染症研究所の脇田隆字所長は「全国的な感染拡大が進んでいる」としたうえで「『Go To トラベル』自身が感染拡大のエビデンス(証拠)はないにしても、この状況になると移動自粛を進めてほしい」と表明。厚労省のアドバイザリーボードとして「『Go To トラベルの停止』を提言した」と述べました。   倉林議員からワクチンの承認審査のあり方について問わ…続きを読む

新型コロナワクチン/国内でも検証的試験を(2020/11/24 厚生労働委員会)

2020.11.24

(資料があります)  米英両国などで開発が進む新型コロナウイルス感染症のワクチンに関し、日本共産党の倉林明子議員は24日の参院厚生労働委員会で、安全性・有効性の確認なしに国民の理解は得られないとして、承認前に治験の最終段階である「検証的臨床試験」(第3相試験)を日本人にも行うよう求めました。   ワクチンには、有効性とともに副反応などで命や健康を損なうリスクもあります。倉林氏は、予防接種制度が罰則付きの義務接種から努力義務に変わってきた背景にワクチン禍への反省があったことを明らかにしながら、健康な人に接種するワクチンには通常の医薬品より高い安全性が求められると強調しました。   今年5月、米国…続きを読む

一律GoTo見直せ/倉林氏コロナ対策迫る/新型コロナワクチン関連法案(2020/11/20 本会議)

2020.11.20

 新型コロナウイルスワクチン接種関連法案が20日の参院本会議で審議入りしました。日本共産党の倉林明子議員が質疑に立ち、新型コロナウイルスが急速に感染拡大する中、コロナ対応やワクチンの承認についてただしました。    倉林氏は、菅義偉首相が「爆発的な感染は絶対に阻止する」としながら「Go To」事業を延長継続するのは「全く矛盾だ」と批判。全国一律を見直し、地域実態に応じた事業者への直接支援に踏み出すべきだと迫りました。菅首相は「感染対策と経済の回復の両立が基本的考え方だ」として、見直しは語りませんでした。   倉林氏は、「大規模・地域集中的なPCR検査」を政府の大方針に据え「国の責任で強力に推進…続きを読む

新型コロナ/国の主導で検査急げ/PCR大規模・集中的に(2020/11/19 厚生労働委員会)

2020.11.19

(資料があります)  日本共産党の倉林明子議員は19日、参院厚生労働委員会で、新型コロナウイルスの感染拡大を抑えるためにPCR検査を全額国庫負担で実施するよう迫りました。   倉林氏は、東京・歌舞伎町で大規模・集中的なPCR検査を行った結果、陽性者数が減少したとする政府の資料を示し認識をただすと、田村憲久厚生労働相は「大規模・集中で(PCR検査を)やった後、陽性率が下がり、感染者も減った。こういうのを見習い、全国でクラスターが発生した場合、横展開している」と答えました。   倉林氏は「クラスターが発生した所にとどめず国主導で大規模・集中的な検査を急いで広げる必要がある」と強調。全国のPCR検査…続きを読む

感染症医療体制は不足/再編リスト撤回こそ(2020/11/17 厚生労働委員会)

2020.11.17

(資料があります) 「コロナ患者を多く受け入れてきた公立・公的病院の存在がなければ、地域医療はすでに崩壊していた可能性もある。大臣の認識はどうか」―。日本共産党の倉林明子議員は参院厚生労働委員会で、感染症医療体制が不十分すぎるにもかかわらず、公立・公的病院の病床削減や統廃合を進めようとしている国の姿勢をただしました。   倉林氏は、コロナ患者などに対応する第2種感染症指定医療機関について、3割の施設(2018年1月時点)で受け入れ可能病床数が国の基準を下回っており、4割の施設で感染症専門の常勤医がゼロだと厚労省に確認し、遅すぎる対応を批判。国の基準自体も、第2種は東京都92床、大阪府56床など…続きを読む