2024.03.18
(資料があります) 日本共産党の倉林明子議員は18日、参院予算委員会で、物価高で暮らしていけないとの切実な声や女性の著しい低年金の実態を示し、抜本的な年金の引き上げを迫りました。 倉林氏は今年の年金改定率が2・7%で、昨年の物価上昇率3・2%を下回っており、「実質の所得は下がっている」と指摘。第2次安倍政権以降の12年間で公的年金の減額が年金約1カ月分に相当し、「消費税率は2倍、介護保険料や国保料の値上げも断続的に続き、実質可処分所得はさらに目減りしている」と強調しました。「月額7万円弱の年金では足りず、痛む膝を引きずりながら仕事を続けている」との高齢女性の声を紹介し、物価高を上回る速やか…続きを読む
2025.06.04
(議事録は後日更新いたします) 年金を物価や賃金の伸びよりも低く抑える「マクロ経済スライド」を温存する年金改革法案(国民年金法改定案)が4日、参院本会議で審議入りしました。日本共産党の倉林明子議員は代表質問で「物価高に負けない年金の引き上げは待ったなしだ」と石破茂首相に迫りました。 倉林氏は、国民年金法第4条は国民の生活水準に著しい変動が生じた場合、速やかに改定の措置を講じなければならないと規定しているとし、「40年ぶりの異常な物価高は著しい変動にほかならない」と指摘。物価高を上回る年金額の再改定を速やかに行うよう求めました。 石破首相は「近年も年金額を改定してきている」などと拒否しまし…続きを読む
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