国会質問実りました。・・原発事故による営業損害賠償打ち切り問題で

　去る２月９日参議院決算委員会で取り上げた福島第１原発事故による営業損害賠償の打ち切り問題について、３月４日付「しんぶん赤旗」が、「原発営業損害賠償　打ち切り案　東電撤回　支払い暫定的に継続　倉林議員要求実る」と報道しました。
　昨年１２月２２日、２５日に非公開で、資源エネルギー庁の要請で、関係事業者を対象に開催された説明会が開かれました。その際、避難指示区域外は今年２月末、区域内は来年２月末に打ち切る、という素案が提示され、批判や不安の声が広がっていたものです。
　質問では、「少なくとも事故以前のなりわいが取り戻されるまで、一つ一つの事業者について丁寧に状況をつかみ、その損害について賠償を継続することは加害者である国と東京電力の当然の私は責務だと、賠償打切りを持ち出すこと自体、加害者責任の放棄だと強く申し上げたいと思います。」と、撤回を求めて追及しました。
　地元紙・福島民報や福島民友が、いずれも２月２０日の記事で、打ち切り「再検討」などと報道し、その後も、２月２１日、２６日、２７日と地元の状況を報道し、３月４日付けの「しんぶん赤旗」の記事になった次第です。

　国会・決算委員会質問はこちらから →　http://www.kurabayashi-akiko.jp/report/2015/02/post-41.html

　（スタッフ）

• twitter
• 活動報告