倉林明子

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「福山和人さんを京都市長へ」市民のつどい

1月10日

つなぐ京都2024「京都に春を呼ぶつどい」が開催され、日本共産党からも、こくた恵二衆議院議員、井上さとし参議院議員、倉林明子参議院議員をはじめ、k京都府議会議員、京都市会議員らも、地域・団体のみなさんと一緒に参加しました。

今度こそ、福山和人さんを京都市長の押し上げて、市民の声がとおる政治にしようと、地域のみなさんのメッセージ、保育現場や教員、消防職員のの声も届けれました。

倉林議員は、日本共産党を代表して、訴えました。以下、訴えの内容を紹介します。

元旦に発生した能登半島の大地震。被害の全容はいまだにつかめていません。食べるもの、住まいの確保、生きるための支援が全く行き届いていません。政治の役割が問われています。こんな時に万博とは何事でしょう。維新の会が万博会場として決めた夢洲につくろうとしているのがカジノです。万博費用の全体像として政府が明らかにしただけでも、費用の総額は現時点でも13 兆円に上るというではありませんか。自民党・維新がすすめるこんな暴走はきっぱりやめて、人も資材も被災地に回すべきではないでしょうか。カジノへのネットワークとして、北陸新幹線を進めるなどもっての外。今度の京都市長選挙で、北陸新幹線延伸計画の中止・見直しを掲げるのは福山和人さんだけです。併せて、すべての原発は廃炉に。なによりも命、暮らし優先の政治を京都からつくろうではありませんか。

現職市長の後継者は、昨年 12 月、底なしの裏金疑惑の真っただ中に、岸田首相に面会し、自民党の推薦状を受け取っています。自民党丸抱えの後継者に市民の願いを託せるでしょうか。リクルート事件やゼネコン汚職など金権腐敗政治に対する国民の大きな批判を受けて、派閥政治も企業献金も廃止を目指したはずの政治改革。あれから 30 年あまり、自民党は、政党助成金を受け取りながら企業献金も受け取り続けてきただけでなく、巨額のパーティ券を企業に購入して貰い、裏金作りまでしていたことが明らかになっています。この 30 年間で、雇用を破壊し賃金が上がらない国にしたのはだれか、法人税率を 20%近く引き下げて、その穴埋めに消費税を引き上げてきたのはだれか、社会保障で負担増と給付の削減、教育費の重すぎる負担を国民に押し付けてきたのはだれか。すべて自民党政権がやってきたことではありませんか。さらに岸田政権は、憲法も国民の声も無視し、アメリカの要求にこたえて、5 年間で 43兆円もの大軍拡を進めようとしています。あまりにも大企業の利益最優先、アメリカ言いなりの政治を、これ以上続けさせるわけにはいきません。福山和人市長の実現で、京都から自民党政治はノーの声、突きつけようではありませんか。

京都市長選挙の主役は、過去も今度も、京都市で暮らしている市民にほかなりません。勝利できなかったけれど、市長選挙で大きな争点としてたたかい、大文字ゴルフ場も鴨川フランス橋もつくらせませんでした。高速道路計画も 2路線でストップに。北山エリア開発も大幅な見直しの方向です。かつては絵に描いた餅と攻撃された子どもの医療費無料化も、ようやく小学校卒業まで拡充し、全員制の中学校給食も具体化の議論が始まりました。福山和人市長を実現して、大規模1カ所の給食センターではなくて、学校でつくるあったかくておいしい中学校給食
を実現しようではありませんか。敬老乗車証も保育所補助金カットも学童保育料の値上げも、元に戻そうではありませんか。乾いたタオルを絞るような行政改革で、公務員を 4000人も削減し、保健所をつぶし、381 人もの消防職員まで削減した今の市長は、「社会的課題の解決、これを税金で公務員が、行政がやるという時代は終わっている」と言い放ちました。コロナ禍、物価高、震災と続く中、時代は行政・公共の役割の拡充こそ求めています。自民党丸抱え、維新丸抱えの京都市政こそ終わらせようではありませんか。市民が動けば政治は必ず変えられます。今度こそ必ず勝利しよう。日本共産党は全力で頑張る決意です。

(スタッフ)