第95回全京都統一メーデー
5月1日
第95回全京都統一メーデーで、ご挨拶しました。
あいにくの雨の中、第95回全京都統一メーデー大会が開催され、倉林明子議員が、日本共産党京都府委員会を代表して連帯のあいさつをしました。
開催前、恒例の参加されている労働組合のみなさんにあいさつするため、こくた恵二衆議院議員、井上さとし参議院議員、堀川あきこさん(衆議院近畿比例・京都2区重複予定候補)、井坂博文さん(衆議院京都1区予定候補)らと一緒に、会場を回りました。
その後、大会が開催され、主催者を代表して梶川憲さんが訴えられ、来賓として、新日本婦人の会京都府本部の澤田季江さん、倉林議員、駒井高之新社会党京都支部書記長が訴えました。倉林議員は、次のように訴えました。以下、訴えを紹介します。
「第95回統一メーデーご参加の皆さん、おはようございます。
日本共産党参議院議員の倉林明子です。日本共産党からはこくた恵二衆議院議員、井上さとし参議院議員、多くの府会・市会議員の皆さんとともに出席させていただきました。日本共産党を代表して連帯のご挨拶をさせていただきます。
28日にの行われた三つの衆議院補欠選挙では、市民と野党の共闘が威力を発揮し、自民党政治を終わらせる希望を示す結果となりました。京都市長選挙でも市民との共闘が、自民党を中心としたオール与党体制に大きく迫る結果を示しました。裏金事件では、企業団体献金の禁止、真相解明のための証人喚問に反対しているのは自民党だけでという状況を作り出してきました。解散総選挙に追い込んで、財界の利益最優先、アメリカ言いなりで軍事費を増やし続ける自民党政治をいよいよ終わらせようではありませんか。
岸田政権は構造的な賃上げを実現するとして「三位一体の労働市場改革」を実行するとしています。その一つのリスキリングですが、そのスキルアップは労働者の自己責任です。二つは、職務給の導入。今、大企業がやっている職務給を決定するための評価はブラックボックスで、賃上げどころか賃下げの手法に使われています。三つは、労働移動の円滑化、つまり転職のすすめです。賃上げできる根拠は何かを厚生労働委員会で質問すると大臣はまともに答えられませんでした。結果として、労働者を自ら自己都合退職に追い込むことに使われかねません。これで賃上げが実現する担保は全くありません。政府はその先に、労働基準法の40年ぶりの大改悪を狙っています。多様な働き方を広げて、保護すべき労働者の対象を狭めようという動きも加速しています。
一方、たたかいは広がっています。非正規で働く女性たちが声をあげ、その処遇の改善を野党も与党も国会で取り上げる状況をつくっています。ジェンダー平等をすすめるうえで、土台となる賃金格差の公表を実現させることができました。
世界の労働者と労働組合は、ウクライナ侵略反対、ガザでの即時停戦、大幅賃上げ、最低賃金の引き上げ、年金改悪反対など日本のたたいかう労働組合と共通の課題を掲げ、大規模なストライキ、デモ、集会を行って要求を勝ち取っています。世界各地で大幅な賃上げを勝ち取る流れが起こっています。日本でこそ、労働組合が出番の時です。世界の労働者と団結し、暮らしと経済でも、平和と政治の課題でもたたかいを大きく前進させましょう。
第95回統一メーデー万歳!!」
(スタッフ)